平成17年度厚生労働省アレルギー疾患予防・治療研究推進事業 リウマチ・アレルギーシンポジウム 入場無料 IN 福岡
ホーム アレルギーシンポジウム リウマチシンポジウム お申し込み 会場のご案内 関連施設・団体リンク
リウマチシンポジウム
講演 13:40〜15:10
抗炎症薬とステロイド薬の正しい使い方とは 京都大学大学院医学研究科臨床免疫学教授 三森経世先生
抗リウマチ薬は治療の基本です 埼玉医科大学総合医療センター第二内科教授 埼玉医科大学副学長 竹内勤先生
生物学的製剤で治療の目標が変わります 東京医科歯科大学膠原病・リウマチ内科教授 宮坂信之先生
パネルディスカッション 15:30〜16:30
関節リウマチの薬について
医療と健康メールマガジン登録
Q&A冊子プレゼント
パネルディスカッション
コーディネーター
江口勝美先生 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学系
病態解析・制御学講座教授
江口勝美
略歴はこちら

関節リウマチの薬について-治療の新時代の到来-

関節リウマチの治療において将に新時代が到来しています。新規治療法として、2003年にインフリキシマブとレフルノミドが、2004年に白血球除去療法 (LCAP)、2005年エタネルセプトとタクロリムスが承認・発売され、患者さまに使用できるようになりました。

これらの薬の中で、特にTNF阻害薬 (インフリキシマブとエタネルセプト)は、関節破壊の進行を阻止し、修復する能力を有することがわかってきました。また、抗リウマチ薬やTNF阻害薬を、関節炎が発症してまもない早い時期から投与すると、関節破壊を来すことなく、高率に寛解に導くことも可能であることが明らかになってきました。

今日の治療の目標は大きく変遷して、関節痛がなく、関節破壊を来たすことなく、日常生活が障害されず、健康人と同じような生活をすることになり、以前と比較して随分ハードルが高くなりました。

現在、私たちは効果のある治療薬や治療法をたくさん持つことができるようになってきました。しかしながら、これらのお薬にはそれぞれ特有な副作用があり、また、薬価が高額であるなど問題点も多く存在します。

今後、これらの治療薬や治療法は個々の関節リウマチ患者さまに適合するように選択することが必要となるでしょう。もう1つの課題は、関節炎を来たした患者さまを早期に診断し、その患者さまが関節破壊をきたしやすいかどうか見分けることです。関節破壊が進行しやすい患者さまには治療機会 (window of opportunity)を逃さず、積極的に治療をすることが求められるでしょう。この様な状況から従来から使用されているステロイドや抗炎症薬の使い方も次第にかわってきています。

今回のシンポジウムでは薬物療法に焦点を絞り、臨床の第一線で活躍するリウマチ専門医に薬について分かりやすくお話をしていただく予定です。講演の後には質問の時間を設けており、常日頃疑問に思っていることを是非ぶつけてみては如何でしょうか。関節リウマチに悩む患者さま、ご家族、リウマチ診療に携わる方々にとって有意義な会になると思いますので、奮ってご参加下さい。
安倍達先生 埼玉医科大学総合医療センター名誉所長
安倍達
略歴はこちら

平成17年度は福岡と東京の二ケ所で行ないます。それは一ケ所でも多くの場所で一人でも多くの患者さまと触れあいお互いに情報を共有したいと考えているからであります。リウマチの治療はここ数年新しい展開をとげましたがその情報やそれに基く行政の取り組みの紹介は十分とは言えません。

先日2005年リウマチ白書がリウマチ友の会から報告されました。その調査に答えた一万人を超える患者さまの80%以上の人からの要望として指摘されたものがリウマチの病因解明と有効で安全な治療薬の開発でありました(2004年6月調査)。またこれまで私達のシンポジウム開催の都度行なってきた独自のアンケート調査でも患者さまが如何にリウマチ薬について強い関心を持っているかと言うことを肌で感じて来ました。そこで今回もリウマチの薬物療法を再度話題としました。私達は友の会のリウマチ白書により患者さんの半数が6種類までの薬を処方されていることやそれを指示通りに服用していることを知りました。さらに90%の人は薬の名前、効能をある程度知っていると答えていました。薬としては抗リウマチ薬、“痛み止め”がほぼ同程度の70%であったことはそれらが併用されていると考えました。さらに患者さまの60%はステロイド剤が使われていますので実際には抗リウマチ薬、“痛み止め”、ステロイドの三つの薬が使われている患者さまが多いことになります。今話題の生物製剤は回答者の約10,000人の中で450人(4.5%)で使用されていました。それら薬の実際の組み合わせや内訳が分かリませんのでこれ以上コメントは出来ません。しかし多くの患者さんが真剣に自分の病気に立ち向かっておられる姿に思いをはせると私達の責任の大きさを改めて感じます。それだけにリウマチ専門医が薬に対して高い知識を持ちそれを患者さんに提供することが求められます。
パネリスト
三森経世先生 京都大学医学部附属病院免疫・膠原病内科
三森経世
略歴はこちら
三森経世先生 埼玉医科大学総合医療センター第二内科教授
埼玉医科大学副学長
竹内勤
略歴はこちら
宮坂信之先生 東京医科歯科大学膠原病・リウマチ内科教授
宮坂信之
略歴はこちら
田中良哉先生 産業医科大学医学部第1内科学講座教授
同病院副院長
田中良哉
略歴はこちら
プライバシーポリシー リンク
Copylight © THE ASSOCIATION FOR PREVENTIVE MEDICINE OF JAPAN All Rights Reserved.