平成17年度は福岡と東京の二ケ所で行ないます。それは一ケ所でも多くの場所で一人でも多くの患者さまと触れあいお互いに情報を共有したいと考えているからであります。リウマチの治療はここ数年新しい展開をとげましたがその情報やそれに基く行政の取り組みの紹介は十分とは言えません。
先日2005年リウマチ白書がリウマチ友の会から報告されました。その調査に答えた一万人を超える患者さまの80%以上の人からの要望として指摘されたものがリウマチの病因解明と有効で安全な治療薬の開発でありました(2004年6月調査)。またこれまで私達のシンポジウム開催の都度行なってきた独自のアンケート調査でも患者さまが如何にリウマチ薬について強い関心を持っているかと言うことを肌で感じて来ました。そこで今回もリウマチの薬物療法を再度話題としました。私達は友の会のリウマチ白書により患者さんの半数が6種類までの薬を処方されていることやそれを指示通りに服用していることを知りました。さらに90%の人は薬の名前、効能をある程度知っていると答えていました。薬としては抗リウマチ薬、“痛み止め”がほぼ同程度の70%であったことはそれらが併用されていると考えました。さらに患者さまの60%はステロイド剤が使われていますので実際には抗リウマチ薬、“痛み止め”、ステロイドの三つの薬が使われている患者さまが多いことになります。今話題の生物製剤は回答者の約10,000人の中で450人(4.5%)で使用されていました。それら薬の実際の組み合わせや内訳が分かリませんのでこれ以上コメントは出来ません。しかし多くの患者さんが真剣に自分の病気に立ち向かっておられる姿に思いをはせると私達の責任の大きさを改めて感じます。それだけにリウマチ専門医が薬に対して高い知識を持ちそれを患者さんに提供することが求められます。 |